小学生ゴルファーがスコア68で優勝するまで|吉備ジュニアカップで学んだ3つのこ

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「ジュニアゴルフの大会、どんな準備をすればいいの?」 「子どもが本番で実力を出せるか不安…」 「スコアが伸び悩んでいて、何を変えればいいかわからない」
この記事は、2022年8月に開催された岡山県のジュニアゴルフ大会「吉備ジュニアカップ」にて、小学高学年の息子・瑛大がスコア68で優勝した一日のレポートです。

ただの優勝報告ではなく、68を出すまでにやってきたこと・優勝後に変わったことも含めてまとめました。これからジュニアゴルフの大会に出場するお子さんや、サポートに悩む保護者の方の参考になれば幸いです。


スコア68を出すまでにやっていたこと

優勝の話をする前に、まずここを書いておきたいと思います。

当日のスコアは結果であって、それまでの積み重ねがなければ68は出ませんでした。

毎日の素振りを「量より質」に変えた

以前は本数をこなすことが目的になっていた時期がありました。素振り100回やれば満足、みたいな感じです。

ところがあるとき、コーチから「素振りは再現性を作るためにやるもの。雑な素振りを100回やっても意味がない」と言われてから、意識が変わりました。

それからは30〜50回でも、1回1回のフォームを確認しながらやるスタイルに。量を減らしてから、むしろ本番でのミスが減ったと感じています。

アプローチとパットに時間をかけた

ドライバーの飛距離を伸ばすより、アプローチとパットの安定感を上げる方がスコアに直結すると気づいたのも、この時期でした。

グリーン周りの練習を重点的に積んでから、「惜しいミス」が「確実なパー」に変わることが増えてきました。吉備ジュニアカップでも、後半のミスホールを1パットでしのげたのは、この練習の積み重ねだと思っています。

試合経験を意図的に増やした

練習場でのスコアと試合本番のスコアは別物だ、というのは多くの親御さんが感じていることだと思います。

うちの場合も、最初の数大会はメンタル面で崩れることが多かった。それを改善するために、大きな大会だけでなく小さな試合にも積極的に出るようにしました。「試合慣れ」は、練習では身につけられない感覚だと感じています。


2022年「吉備ジュニアカップ」当日の流れ

大会当日のコースコンディション

吉備カントリークラブは、岡山県総社市新本に位置する全18ホール・パー72の本格チャンピオンコースです。山陽自動車道・玉島ICから約14kmとアクセスも良好で、ジュニア大会も多く開催されており、実戦経験を積みやすいコースです。

当日は快晴。風も穏やかで、申し分のないコンディションでした。

「今日はスコア狙えるぞ」

朝から笑顔の瑛大に、父も思わず半笑いで「お前、本気で68出せるかもな」と声をかけていました。

前半のラウンド|好スタートでリズムをつかむ

スタートホールのティーショット。「バシッ!」という乾いた音とともに、ボールは真っすぐフェアウェイへ。

アプローチ、パットともに安定し、流れの良いゴルフが続きます。前半を終えた時点でスコアはマイナス2。

「おお、いいぞ」「この勢いで最終ホールまでゲームメイクしよう」

親子ともに落ち着いた良い雰囲気で前半を終えることができました。

後半の展開|緊張の最終ホールをバーディで締める

後半に入っても、瑛大は大きく崩れることなくプレーを続けます。一度だけミドルホールで方向性を誤る場面がありましたが、そこから確実に1パットでしのぎ、大きなミスにはなりませんでした。

そして迎えた最終18番ホール。僅差の勝負を制するには、バーディが必要な状況。

ティーショット、セカンドショットともに安定し、グリーンオン。最後のパットがカップに沈んだ瞬間――

「入ったー!」

大きなガッツポーズとともに、父も思わず「おぉっ!」と声を上げてしまいました。

最終スコアは68。「吉備ジュニアカップ 小学高学年の部 優勝」でした。


優勝できた3つの理由

レポートをまとめながら、なぜこの日68が出たのかを改めて考えてみました。

① バーディを狙う攻めの姿勢を持っていた

「ボギーを打たない」守りのゴルフも大切ですが、優勝を狙うなら攻める場面も必要です。最終ホールのバーディも、「ここは攻める」という判断があったからこそ生まれました。状況を見ながら攻守を切り替えられたことが、スコアにつながったと思っています。

② ミスを引きずらなかった

後半に方向性を誤ったホールがありましたが、表情を変えずに次のショットに集中していました。これは正直、子どもの方が大人より得意なのかもしれません。父の方が内心ドキドキしていました。「ミスはミス、次は次」という切り替えが、崩れない後半につながりました。

③ 試合経験が増えていた

前述の通り、小さな大会への出場を繰り返してきた成果が、この日の落ち着きに出ていたと感じています。スタートホールから緊張で硬くなることがなく、自分のゴルフを最初から出せていました。


優勝後に変わったこと

この優勝で終わりではありませんでした。

むしろ、その後の方が親として考えさせられることが多かったです。

優勝してから少しの間、瑛大は「自分はもうできる」という感覚になっていたと思います。練習への集中度が少し落ちた時期もありました。

そして実際、その後の大会では思うような結果が出ない時期もありました。

ただ、この日の成功体験が「自分はあのスコアを出せる」という根拠になっていたことは確かです。崩れかけた時でも「吉備で68出した」という事実が、立て直すための支えになっていました。

幼少期の優勝経験は、スコアや賞状以上の価値があると、今はそう思っています。


親として伝えたいこと

父として一番印象に残ったのは、「勝ったこと」よりも最後まで自分のゴルフを貫いた姿勢でした。

ミスしても表情を変えず、焦らず、笑顔を忘れない。その積み重ねが、68というスコアにつながったのだと思います。

ジュニアゴルフをサポートする親御さんに、一つだけ伝えるとすれば、

「試合当日より、普段の積み重ねをどう作るかの方がずっと大切」

ということです。当日の声かけや段取りより、普段の練習環境と試合経験の積み方を考える時間の方が、子どもの成長につながると感じています。


最後に…父のハゲネタで締めます

表彰式のあと、授賞式のフラッシュが父のスキンヘッドに反射し、

「パパの頭、金メダルより光ってる!」と瑛大。

父:「光りすぎて、コース内にサーチライトある思たわ」 母:「反射してるから飛距離伸びたんじゃない?」

…と、最後は家族で大笑い。スコア以上に”光った瞬間”が、この日のハイライトだったかもしれません。

瑛大、優勝おめでとう。そして次の大会も、その”光”を背負って――。


よくある質問

Q. ジュニアゴルフ大会の準備で一番大切なことは何ですか?

私の実感では「試合慣れ」です。練習のスコアと本番のスコアは別物で、試合経験を積まないと本番での緊張への対処が身につきません。小さな大会でも積極的に出ることをおすすめします。

Q. スコアを安定させるために何を重点的に練習しましたか?

アプローチとパットです。ドライバーの飛距離よりも、グリーン周りの安定感がスコアに一番直結すると感じました。

Q. 親として試合中にやってはいけないことはありますか?

スコアについてラウンド中に口を出すことは、なるべく避けるようにしています。子どもが自分で考えてプレーする邪魔になるからです。声をかけるなら「楽しんで」くらいのシンプルなもので十分だと感じています


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