本記事の目次
「小学生からゴルフって早すぎる?」 「実際、何から始めればいいの?」
これからジュニアゴルフを考えている保護者の方に、本当によく聞かれる質問です。
結論からお伝えします。**小学生からのスタートは、決して早すぎません。**むしろ、体の柔軟性が高くフォームを身につけやすいこの時期は、基礎を作るのに非常に適していると感じています。
ただし、楽な道ではないのも事実です。費用・時間・結果への不安——始める前に知っておきたい現実があります。
この記事では、実際に息子が小学生からジュニアゴルフを続けてきた父親として、始める前に知っておきたいこと・練習の考え方・実際の費用・試合との向き合い方を、できるだけ具体的にまとめます。
最初に揃える用具と費用
ゴルフを始めるにあたって、まず必要になるのがクラブです。
最初から高価なものを揃える必要はありません。我が家では小学生低学年向けのジュニアクラブセットを約39,800円で購入しました。ウッド・アイアン・パターがセットになったもので、最初の1〜2年は十分に使えます。
用具の目安をまとめると以下の通りです。
| アイテム | 費用目安 |
|---|---|
| ジュニアクラブセット(低学年) | 15,000円〜39,800円 |
| ゴルフシューズ | 5,000円〜15,000円 |
| グローブ | 1,000円〜3,000円 |
| ゴルフウェア(上下) | 5,000円〜20,000円 |
| ボール(練習用) | 1,000円〜 |
最初の初期費用の目安は合計3万〜7万円程度と考えておくと良いでしょう。成長に合わせてクラブを買い替える必要があるため、最初は中古や安価なセットで十分です。
何から始めればいい?
最初に必要なのは完璧な準備ではありません。大切なのは**「ゴルフを好きになること」**、これがすべての土台になります。
ステップ① 打ちっぱなしで「当たる楽しさ」を知る
最初はフォームよりも「ボールが飛ぶ楽しさ」を体感することが大切です。打ちっぱなし練習場で、短いクラブを使って遊ぶ感覚から入るのがおすすめです。1回あたり500円〜1,500円程度で気軽に始められます。
ステップ② 短いクラブで基本の動きを覚える
いきなりドライバーでフルスイングではなく、まずは7番アイアンやピッチングウェッジなど短めのクラブでの練習が基礎づくりになります。短いクラブのほうがコントロールしやすく、正しい体の動きを身につけやすいです。
ステップ③ 自宅でできる練習も並行して行う
我が家はスクールには通わず、自宅での練習と打ちっぱなしを中心に続けてきました。自宅では素振り・パター練習マットを活用するだけでも基礎力は十分に鍛えられます。
スクールに通うべきか?
よく聞かれる質問です。必ずしも通う必要はありません。
我が家はスクールなしで続けてきましたが、それでも着実に成長しています。ただし以下のような場合は、スクール検討をおすすめします。
- 親がゴルフ未経験で教えるのが難しい
- 本格的に競技として取り組みたい
- 本人のモチベーションが高く、仲間と練習したい
スクールの相場は月額5,000円〜30,000円と幅広いです。体験レッスンを活用しながら、子どもとの相性で判断するのが一番だと思います。
実際にかかる費用の全体像
ここが一番気になるところだと思います。我が家の実体験をもとに、リアルな数字でお伝えします。
月あたりの費用(現在)
| 項目 | 月額目安 |
|---|---|
| 打ちっぱなし練習 | 10,000円〜15,000円 |
| コースラウンド | 10,000円〜20,000円 |
| 用具・消耗品 | 3,000円〜5,000円 |
| その他(ウェア等) | 2,000円〜5,000円 |
| 合計 | 約40,000円/月 |
年間費用のイメージ
| 活動レベル | 年間費用目安 |
|---|---|
| 練習中心・試合なし | 30万〜50万円 |
| 地域大会に年数回参加 | 50万〜80万円 |
| 遠征・全国大会まで参加 | 100万円以上 |
試合や遠征が増えると交通費・宿泊費が加わり、一気に費用が上がります。ただし、中古クラブの活用・試合数の調整・地元コースの優先利用などの工夫で、負担を抑えることは十分可能です。
試合はいつから出るべき?
我が家では小学4年生のときに初めてJJGA(日本ジュニアゴルフ協会)の予選会に参加しました。
試合に出て強く感じたのは、**「試合は最高の練習である」**ということです。打ちっぱなしや普段のラウンドとは全く違う緊張感の中でプレーする経験は、子どもを短期間で大きく成長させます。
JJGAとは
JJGAはジュニアゴルファーが参加できる大会を全国で開催している団体です。地域予選から全国大会まで段階的な大会があり、小学生から参加できます。年会費と参加費が必要ですが、全国の同世代のライバルと競える貴重な環境です。
試合参加の目安
- 小学1〜3年生: まずはコースに慣れることを優先。スコアよりマナーと楽しさを。
- 小学4〜6年生: スコアが安定してきたら地域の大会・JJGAの予選会に挑戦するタイミング。
結果より**「試合という場に立つ経験」**そのものに意味があります。初めての試合でうまくいかなくて当然です。
小学生から始めるメリット
実際に続けてきて感じる、小学生スタートならではのメリットをまとめます。
① 体の吸収力が高い 小学生の時期は運動神経・体の使い方の習得が非常に早いです。大人になってから始めるより、自然なフォームが身につきやすいと感じています。
② マナーと礼儀が自然と身につく ゴルフは礼儀を重んじるスポーツです。あいさつ・コースのマナー・同伴競技者への配慮——これらが自然と身につくのは、日常生活にも大きくプラスになります。
③ 年上との交流で精神的に成長する 試合に出ると、中学生・高校生と同じ環境でプレーする機会があります。年上の選手から刺激をもらい、精神的な成熟が早まると感じています。
④ 家族で同じ目標を追える 遠征の車内、試合後の反省、うまくいった日の喜び——大変だからこそ、家族で濃い時間が積み重なります。
続けて感じた一番の価値
ここまで現実的な話を書いてきましたが、それでも続けてきて思うのは——ゴルフは人を成長させるスポーツだということです。
思うようにいかない日、結果が出ない時期、何度も壁にぶつかります。それでも「次はどうするか」を自分で考え、前を向く姿を見るたびに、この経験の意味を感じます。スコア以上に残るものが、確かにあります。
始めるか迷っている方に向けて、実際に後悔しないかどうかを正直に書いた記事もあります。
ジュニアゴルフを続けてよかったこと|5年間支えた親が感じる本当の価値
クラブ選びや練習場選びについて詳しく知りたい方は、こちらもあわせてどうぞ。
ジュニアゴルフのクラブの選び方|費用・中古活用・買い替えのタイミング
ジュニアゴルフの練習場の選び方|打ちっぱなし・コース・薄暮ラウンドの使い分け
まとめ|小学生から始める家庭へ
最後に、これから始める方へ整理します。
| 項目 | まとめ |
|---|---|
| 開始時期 | 小学生からで十分。早すぎることはない |
| 初期費用 | クラブセット含め3〜7万円が目安 |
| 月々の費用 | 練習中心で月2〜4万円、試合参加で増加 |
| スクール | 必須ではない。親の経験値と子の目標次第 |
| 試合デビュー | 小学4年生前後が一つの目安 |
お金も時間もかかります。悩むこともたくさんあります。それでも——子どもの本気の成長を近くで見られる時間は、かけがえのないものになります。
周りと比べすぎず、家族らしいペースで一歩を踏み出してみてください。この記事が、その小さなヒントになればうれしいです。
費用についてさらに詳しく知りたい方は、実際の遠征費・試合費用まで含めたリアルな数字をまとめた記事もあわせてご覧ください。
https://eitapapa.com/ジュニアゴルフはお金がいくらかかる?実際に遠/