「ジュニアゴルフって、実際いくらかかるの?」
これ、始める前に一番気になることだと思います。私自身、息子がゴルフを始める前にネットで何度も検索しました。でも出てくる情報はどれも「家庭によります」「工夫すれば安く」といったふわっとしたものばかりで、リアルな数字が全然見えませんでした。
だからこの記事では、実際に5年以上ジュニアゴルフを続け、遠征・全国大会参加まで経験してきた父親として、包み隠さず現実の数字をお伝えします。これから始めるご家庭の、判断材料になれば嬉しいです。
まず結論:我が家の年間費用は約200万円
最初に結論からお伝えします。
我が家の年間費用はおよそ200万円です。
「高すぎる!」と感じた方、その感覚は正しいです。ジュニアゴルフは決して安い習い事ではありません。ただ、これは試合・遠征にも積極的に参加している我が家の数字です。取り組み方によって費用は大きく変わります。
| 活動レベル |
年間費用の目安 |
| 練習中心・試合なし |
50万〜80万円 |
| 地域大会に年数回参加 |
80万〜150万円 |
| 全国大会・遠征あり |
150万〜300万円以上 |
我が家はこの中でも「全国大会・遠征あり」のカテゴリーに入ります。試合数と遠征距離が費用を大きく左右します。
費用の内訳①:毎月かかる練習費用
まず毎月必ず発生するのが練習費用です。
我が家の月あたりの練習費用は約40,000円。
その内訳はざっとこんな感じです。
| 項目 |
月額目安 |
| 打ちっぱなし練習 |
10,000円〜15,000円 |
| 練習ラウンド(コース) |
15,000円〜20,000円 |
| 用具・消耗品(ボール等) |
3,000円〜5,000円 |
| ウェア・小物 |
2,000円〜5,000円 |
| 合計 |
約40,000円 |
練習ラウンドの費用が大きいですが、ここは削りにくい部分です。打ちっぱなしだけでは身につかない「コースでの判断力・メンタル」は、実際にコースに出ることでしか鍛えられないからです。
試合前の月は練習ラウンドが増えるため、月5〜6万円になることもざらにあります。
年間の練習費用だけで見ると、約48万〜60万円が我が家の現実です。
費用の内訳②:道具・用具費用
ゴルフは道具が必要なスポーツです。しかもジュニアの場合、成長に合わせてクラブを買い替える必要があるため、ここも馬鹿になりません。
我が家が最初に購入したジュニアクラブセットは39,800円でした。小学生低学年向けのセットで、ウッド・アイアン・パターがすべて揃っていました。最初の1〜2年はこれで十分でした。
ただし成長とともにクラブの長さが合わなくなり、買い替えが必要になります。
| 用具 |
費用目安 |
| ジュニアクラブセット(最初) |
15,000円〜39,800円 |
| クラブ買い替え(年1〜2回) |
20,000円〜100,000円 |
| シューズ(年1〜2足) |
5,000円〜20,000円 |
| グローブ(消耗品) |
年間5,000円〜10,000円 |
| ウェア(成長に合わせて) |
年間20,000円〜50,000円 |
特にクラブは「新品か中古か」で大きく変わります。我が家は状態の良い中古クラブを積極的に活用することで、ここの費用をある程度抑えています。本格的に競技レベルが上がってきたら新品を検討する、というスタンスが現実的だと思います。
費用の内訳③:試合・大会の参加費用
ジュニアゴルフの醍醐味はやはり試合です。我が家の息子は小学4年生のときにJJGA(日本ジュニアゴルフ協会)の予選会に初めて参加しました。
試合1回あたりにかかる費用はこんな感じです。
| 項目 |
1試合あたりの費用目安 |
| エントリー代 |
3,000円〜8,000円 |
| 前日練習ラウンド |
5,000円〜15,000円 |
| 交通費(ガソリン・ETC) |
3,000円〜15,000円 |
| 食事代 |
3,000円〜8,000円 |
| 1試合の合計 |
約1.5万〜5万円 |
年間10試合に出ると、それだけで15万〜50万円になります。試合数が増えるほど費用は積み上がっていきます。
それでも「試合に出ること」は削れない理由があります。打ちっぱなしや普段のラウンドとは全く違う緊張感の中でプレーする経験が、子どもを短期間で大きく成長させるからです。「車の走行距離と成長スピードは比例する」というのが我が家の実感で、試合に出れば出るほど子どもは確実に変わります。
費用の内訳④:遠征費(ここが一番大きい)
費用の中で一番インパクトが大きいのが遠征費です。地方の大会や全国大会を目指すと、宿泊を伴う遠征が避けられなくなります。
1回の遠征でかかる費用の目安:
| 項目 |
費用目安 |
| 宿泊費(1〜2泊) |
10,000円〜30,000円 |
| 高速代・ガソリン代 |
5,000円〜20,000円 |
| 食事代(家族分) |
5,000円〜15,000円 |
| 現地での練習ラウンド |
5,000円〜15,000円 |
| 1回の遠征合計 |
約2.5万〜8万円 |
年間数回の遠征があれば、遠征費だけで50万〜100万円以上になることもあります。これが我が家の年間費用を押し上げている最大の要因です。
そしてお金よりも正直きついのが「時間」と「体力」です。早朝出発・長距離運転・帰宅後すぐに日常生活——これを繰り返す中で、親も相当な体力を消耗します。ただその分、子どもの成長を一番近くで見られる時間でもあります。
費用を少しでも抑えるために、我が家が意識していること
ここまで読んで「さすがに無理かも」と感じた方もいると思います。実際、何も考えずに続けていたら費用は青天井です。我が家でも意識的に工夫しているポイントがいくつかあります。
① 道具は中古を積極活用する ジュニアクラブは成長とともにすぐサイズが合わなくなります。最初から高級品を揃えるより、状態の良い中古クラブを使い、サイズが合う時期を見極めて買い替えるほうが長い目で見てお得です。
② 試合は「質」で選ぶ すべての試合にエントリーするのではなく、今の実力に合っているか・得られる経験が大きいかを基準に選ぶようにしています。数を増やすより意味のある1試合のほうが成長につながると感じています。
③ 遠征先の宿泊はできるだけ早めに予約する 直前予約は割高になりがちです。大会の日程が決まったらすぐに宿を押さえることで、宿泊費をかなり抑えられます。
④ 親自身が無理をしすぎない これが一番大事だと思っています。ジュニアゴルフは短距離走ではなく長いマラソンです。背伸びして続けた結果、途中で力尽きてしまっては元も子もありません。家族のペースを守ることが、長く続けるための一番の秘訣だと感じています。
それでも続けている理由
ここまで費用の話ばかり書いてきましたが、最後に正直な気持ちをお伝えします。
お金は確かにかかります。時間も体力もかかります。でも続けてきて気づいたのは、費用以上のリターンが確かにあるということです。
息子が試合で悔しくて泣いた日。うまくいかず黙り込んだ帰り道。そして小さな成功に目を輝かせた瞬間——その一つひとつが、家族にとってかけがえのない時間になっています。
礼儀・我慢強さ・目標への執着・負けた悔しさを乗り越える力。これらは普通の生活だけではなかなか得られない経験です。5年間続けてきた今、費用を後悔したことは一度もありません。
まとめ:ジュニアゴルフの年間費用
最後に数字を整理します。
| 費用項目 |
年間目安(我が家の場合) |
| 練習費用 |
約48万〜60万円 |
| 道具・用具費用 |
約10万〜30万円 |
| 試合参加費 |
約15万〜50万円 |
| 遠征費 |
約50万〜100万円 |
| 年間合計 |
約120万〜240万円 |
安い習い事ではありません。でもその中には、数字にできない価値が詰まっています。これから始めるご家庭には、ぜひ無理のない範囲で、長く続けられる形を見つけてほしいと思います。このブログでは、これからも実体験だけを正直な気持ちで書き続けていきます。